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情報発信コーナー(2022年3月)

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☆ 今月の栄養サポート通信 ☆

皆様の日々の暮らしに役立ちそうな栄養や食に関する情報とレシピを毎月定期的に配信しています。

 

今月のテーマはこちらです ↓↓

健康食品のイロイロ

最近、コンビニやスーパー、ドラッグストアでよく見かける健康食品ですが、皆さんはこの「健康食品」、何を基準に選んでいますか?

そもそも本当に効果があるのか、食べて良いものなのか、といった疑問を感じつつ口にしている方も多いのではないでしょうか。
実は健康食品の一部には国の定めた基準があるのです。
そこで今回は「健康食品」とは何か、またその利用方法について考えていきましょう。

 

【健康食品のイロイロ】※クリックして拡大
【健康食品のイロイロ】※クリックして拡大

健康食品は以下のように大きく4つに分類することができます。


  ①特定保健用食品
 ②機能性表示食品
 ③栄養機能食品
 ④いわゆる健康食品


1つ目は、よく知られている、K(人型)を〇で囲ったマークのついた「特定保健用食品」トクホと略される食品です。これは、科学的根拠に基づいた健康的な機能と安全性が公に認められたものです。事業者が提出した研究データ等が国によって審査されて許可がおりたもので、マークとともにその機能について商品に表示することができます。
2つ目は「機能性表示食品」。これはトクホと同じく事業者が国に科学的なデータとともに商品の届出をします。しかし国による内容審査は行われず、登録されるのみですが、その科学的根拠は公開されて、誰でもが確認することが可能です。このことによって商品に機能性を表示することができます。
3つ目は「栄養機能食品」です。これは、ビタミンやミネラルなど、既に世間一般にその必要性(科学的根拠)が認められている規定の成分について、国が定めた基準量(例カルシウム:204~600㎎)が含まれている商品であればOK。特に誰の許可も、登録も必要ありません。
※糖質、タンパク質、脂質は栄養機能食品に規定の成分ではありません

4つ目は「いわゆる健康食品」で、これは先にご紹介した3つにあてはまらないものです。
例:プロテインバー、エネルギーチャージゼリー等

 

なお、①~③は国の制度に基づく、「保健機能食品」となっていて安全性も評価されています。
つまり①③は国、②は事業者によって、ある程度の科学的根拠が認められている商品である一方、④は根拠があったりなかったり、または曖昧だったり、といった商品も含まれており安全性が保証されないものもある、ということです。

①~③には商品の機能のほかに、その効果を得るための食べ方や分量等の注意書きも示されています。
1回食べただけでOKなのか、毎日継続するべきなのか、いつ食べるべきなのか、全部食べるのか、1個食べるのかなど、機能性を発揮してもらうために、守るべきルールは商品によってまちまちです。
また、普通に食事している場合にはほとんど心配のないことですが、健康食品やサプリなど特定の栄養成分が凝縮されているものを過剰に食べすぎてしまうと、1日の上限量を超えて摂取してしまうこともあり得ます。
過剰摂取が続いた場合、逆に健康に害を及ぼす可能性も生じてきます。
こうした事態を招かず、正しく効果を得るために表示はしっかり読んで活用していきましょう。

 

いつもお話ししているように、健康食品に頼らなくても3食規則正しくバランスの良い食事をしていくことが、何よりもあなたを健康にしてくれます。
健康食品を買う前に自分の食生活を見直して、自分に合ったレシピで、おいしく楽しく健康を維持していけるといいですね!

 

?今月のレシピ? 【大根と鶏肉のぽかぽか和風ポトフ】

 

冬が旬の大根やねぎに鶏肉のうま味が染み込んだほっとする味わいのポトフです。
仕上げに生姜を入れるので、身体をぽかぽか温める効果もアップ!朝食のために前日作り置きしておけば、野菜に味が染み込みます。
レンジを使用しているので時短にもつながります。ご飯やうどん、お餅と合わせて食べればバランスも完璧。
体内時計のリセットにおすすめのレシピです。

 

 

 

 

 

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