皆様の日々の暮らしに役立ちそうな栄養や食に関する情報とレシピを毎月定期的に配信しています。
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新生活のスタートする4月、活動場所が変化するのに合わせて食事の場所も時間も内容もガラっと変わられる方も多いと思います。
これまでお話ししてきたように、食事は身体を構成する材料であり、身体を動かすための唯一の原動力です。
忙しくしていると、つい簡単な食事になりがちですが、そんな時こそ思い出していただきたいのが「バランスの良い食事」です。
昨年の春、通信第2回では「主食」「主菜」「副菜」がそろった食事がバランスの良い食事であることをお伝えしました。
この3つはそれぞれ主に以下のような役割を持っています。
「主食」(ごはん、パン、麺などの料理)???身体のエネルギー源
「主菜」(肉、魚、卵、豆腐などの料理)???身体を作る主材料
「副菜」(野菜、果物、海藻などの料理)???身体の調子を整える
今回はこのうち、身体をつくるのに重要な「主菜」の摂り方についてご紹介します。
「主菜」は食事の中ではいわゆるメインのおかずとなるもので、肉、魚、卵、豆製品から、たんぱく質が豊富に摂れるものをさします。
とはいえ、これらを闇雲に食べていれば良いか、といえばそうではありません。
以前にお話しした通り、バランスの良い食事の“バランス”には、【適量】というバランスも含まれますので、多くても少なくても、バランスは×。
主菜をどれだけ摂れば良いかは、年齢や性別、体格によって多少異なりますが、成人の目安としていただきたい分量を画像にまとめてみました。1日のうち朝はゆで卵1個と納豆1パック、昼は生姜焼き3-4枚、晩は煮魚1切れなど、種類の異なる主菜を摂るようにすると、バランスがアップします。
外食や、お弁当?お惣菜を購入するときにも、参考にしてみてくださいね。
主菜を多く摂りすぎると、肥満や脂質異常につながりますし、少なすぎると筋肉の減少や貧血、免疫力の低下など様々なところに影響が出てきます。
主菜の適量を知り、「主食」「副菜」と合わせて3食しっかり、バランスの良い食事を目指しましょう!