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情報発信コーナー(2022年2月)

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☆ 今月の栄養サポート通信 ☆

皆様の日々の暮らしに役立ちそうな栄養や食に関する情報とレシピを毎月定期的に配信しています。

 

今月のテーマはこちらです ↓↓

時間栄養学ってなに?


皆さんは「時間栄養学」という言葉をきいたことがあるでしょうか。
これは栄養学の中では比較的新しい考え方で、食品成分による体内時計の調整や、食事時間による栄養効果の違いなどを研究するものです。

 

【時間栄養学ってどんなもの】※クリックして拡大
【時間栄養学ってどんなもの】※クリックして拡大

例えば人間には体内時計がありますが、これは24時間と少しの時間で構成されていて実際の時間経過とズレが生じています。これを調整しているひとつに朝食があると言われています。夜暗い間、身体は休息時間であり、朝日を浴びバランスの良い朝食を食べることで体内がリセットされしっかり働き始めることができるのです。このことは昼間のパフォーマンスのみならず、夜の睡眠にも関わってきます。

また、時間的に不規則な食事や夜遅い時間の食事を繰り返したり、朝食を欠食したりすると、体内時計の調整がうまくいかずに、同じ量を食べても太りやすいといった報告がなされています。これは以前から、経験的にご存知の方も多いかもしれません。
さらに食べる内容、栄養成分の比率などによって、体内時計の変調があることも明らかになってきていて、より詳細な研究が進められています。

つまり、これから栄養バランスの良い食事を考えるときには、ただ何をどれだけ食べればよいか、に加えて、いつどのタイミングで食べればよいのか、を考慮していく必要があるのです。

 

※現在報告されている中から、実生活に役立ちそうな情報をまとめました→


毎日食べる物を考えるだけでも大変なのに、難しいと思われるかもしれません。でも私たちは慣習や経験的に、ある程度規則正しく食べる習慣が身についています。

もし今、ちょっと乱れているな、と思ったらまずは基本に立ち返り、規則正しく食べて体内時計を整えること、を意識してみてはいかがでしょうか。

「時間栄養学」はまだまだ新しい分野です。様々な効果などの知見はこれからの研究によって積み重ねられ、実生活に取り入れられていくでしょう。
ご興味があればぜひ、今後の研究に注目してみてくださいね。

 

?今月のレシピ? 【大根と鶏肉のぽかぽか和風ポトフ】

 

冬が旬の大根やねぎに鶏肉のうま味が染み込んだほっとする味わいのポトフです。
仕上げに生姜を入れるので、身体をぽかぽか温める効果もアップ!朝食のために前日作り置きしておけば、野菜に味が染み込みます。
レンジを使用しているので時短にもつながります。ご飯やうどん、お餅と合わせて食べればバランスも完璧。
体内時計のリセットにおすすめのレシピです。

 

 

 

 

 

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