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吉田研究室

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吉田研究室

吉田研究室について

皆さんは、大学院、というと、どんなイメージをお持ちですか?

大学よりも深く高度な学問ができるところ、それだけでなく、より主体的に、自分の興味?関心に基づき、チャレンジできるところ、ではないでしょうか。

ここは、黙っていれば教育や学ぶ機会を授けてくれる場所、ではありません。

教員やゼミは、あくまで、学生が解明したいこと、取り組みたいテーマに対しフィールドや知見、ネットワークを提供するためのもので、教員のテーマを学生のテーマにしなければならないというわけではありませんし、教員が研究手法を指導し指示するものでもありません。

これまでのゼミ生のテーマは、動物による療養支援、予防歯科における効果検証、フライトアテンダントの健康支援から、リプロダクティブ?ヘルスまで幅広く、学生同士、教員と共に学び、成長する場です。

学生一人一人が、新しい研究テーマを追求し、チームを作るリーダーであり、コマンダーであり、コンダクターです。

皆さんも、ご自分が求めるテーマがありましたら、まずは一度相談にいらしてください。

皆さんの向学心と知的好奇心を応援しています。

 

受験生の皆さんや、共同研究に興味のある方々へのメッセージ

受験生の皆さんが、学生として学ぶという道を選び、科学的なスキルで社会の本質をつかみ取り、明るい方向に変えていこうとする、その熱意に感服しています。

皆さんが、こうなりたい、と思う姿は何ですか?

皆さんが、こうありたい、と思う生活はどのようなものですか?

こうしてあげたい、こうなったらいいな、と思う人は誰ですか?

皆さんは、一人じゃありません。

皆さんの未来に、一緒に伴走していく、そんな仲間を見つけにいらしてください。

 

研究テーマ

1.災害時母子支援

災害時母子支援に関する調査研究をはじめ、科学的な知見を整理し、平時からの絆づくり、人とつながるための行動変容に発展させるツールとして利活用できるよう公開しています。
?書籍

Lessons Learned from the Great East Japan Earthquake | SpringerLink

?ウェブサイト

Gift for – あなたの大切な人へのギフト

?啓発動画

giftfor - YouTube

 

この日々は、決して当たり前じゃない 1min movie #01 |  https://giftfor.life

 

東京に暮らすある家族の6年の日々を1分間に凝縮したショートムービー。ひとりの女性が、はじめての出産?子育てを通して、かけがえのない時間を発見していく。しかし、長男の小学校入学を前に、思わぬ出来事が待ち受けていた。( giftfor https://giftfor.life

 

<この研究班について> この調査は「新型コロナウィルス対策に配慮した災害時の避難母子支援システム構築に向けた課題解明」(研究課題番号20K23230 研究代表者:神奈川県立保健福祉大学 吉田 穂波)の一環として行われており、全国の災害時妊産婦?乳幼児支援のために役立てられます。 注意:映像の一部に災害を想起させるような場面があります。ご理解の上ご視聴下さい。 お問合せは https://giftfor.life/contact/ まで。 1週間ほどしても返信がない場合には恐れ入りますが、再送をお願いします。

 

<謝辞>このプロジェクトにご協力いただき、公開に了承いただいた参加者の皆様にお礼を申し上げます。学術振興会科学研究費補助金の助成にも謝意を表します。

 

<お断り>この動画は、このテーマへの関心をもっていただき、理解していただくために公開しております。動画やそれを写真にしたものを他の媒体に掲載するなどの2次利用はおやめください。また、一部であっても、無断での引用、転載、二次利用はご遠慮ください。引用等でのご利用を希望される場合には、必ずご連絡ください。

 

災害時に妊産婦さんや赤ちゃん連れの方々が周囲の人々と助け合って、自分の安心と健康を守るための様々なツールが公開されています。

2.「受援力」に関する研究と社会実装

受援力に関する科学的な知見を収集分析し、健康行動変容につながるツールとして実践できるよう公開しています。


【書籍】

1.社会人に最も必要な 「頼る」スキルの磨き方 あなたの力を120%発揮させる「伝え方+考え方」.KADOKAWA 東京 2022

「社会人に最も必要な 「頼る」スキルの磨き方 あなたの力を120%発揮させる「伝え方+考え方」」 吉田 穂波[ノンフィクション] - KADOKAWA

2.(文庫)「時間がない」から、なんでもできる!.サンマーク出版 東京 2022

(文庫)「時間がない」から、なんでもできる! | サンマーク出版 (sunmark.co.jp)

3.(新書)頼るスキル 頼られるスキル 受援力を発揮する「考え方」と「伝え方」.KADOKAWA 東京 2024

『社会人に最も必要な「頼る」スキルの磨き方』を加筆修正?再編集し、改題

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322312001183/

 

 

【講演,放送】

  1. 「第4回災害時の妊産婦支援セミナー」講師 一般社団法人日本家族計画協会 2021/1/27, 3/13
  2. 「乳幼児をもつご家庭が複合災害に遭ったら-その時に役立つ受援力とは?」講師 徳島大学大学院医歯薬学研究部 2021/2/2
  3. 「健康危機管理学」講師 帝京大学大学院 公衆衛生学研究科 2021/2/16
  4. 「リプロダクティブヘルス&ライツと受援力を身につける」講師 香蘭女学校×立教大学RSLセンター2021/2/16
  5. 「未病シンポジウム(大手町)」講師 (株)ファムメディコ 2021/2/17
  6. 「災害時の妊産婦?母子支援の実態」講師 昭和大学 助産学専攻科 2021/2/27
  7. 「令和2年度厚生労働科学特別研究事業報告」講師 日本家族計画協会 2021/4/11
  8. 令和3年度「からだと性に関する相談の振り返りの会」 講師 横浜市男女参画推進協会
  9. 立教大学「グローバルリスクガバナンス」2021年度 兼任講師、2021年4月~7月
  10. 公衆衛生医師の確保と育成に関する調査および実践事業」 地域保健総合推進事業(全国保健所長会協力事業)主催者 2021/5/1,
  11. 災害時母子支援フォーラム」講師 青森県看護協会2021/6/4
  12. 「抱え込まない子育て「受援力」のススメ」つながるフェス実行委員会 2021/6/5
  13. 「2021年度夏期セミナー」講師 日本医療経営学会事務局 2021/6/19
  14. 「Zoom講演会 女性医師の生き方」講師 広島大学COCO 2021/6/24
  15. 「宮城県災害医療従事者研修会」講師 災害医療ACT研究所 2021/6/26
  16. 「令和3年度 ひとり親家庭関係相談員研修」講師 仙台市男女共同参画財団 2021/7/9
  17. 「第一回受援力発揮セミナー」講師 日本家族計画協会 2021/ 7/14
  18. 「第5回災害時の妊産婦支援セミナー」講師 日本家族計画協会 2021/7/21, 9/18
  19. 「Public Health.実践講座」講師 千葉大学 2021/7/29
  20. 「受援力ってなんだろう?社会的つながりを生み出すヒント」講師 浦和在宅医療支援相談センター 2021/9/2
  21. 「赤ちゃんに優しい病院(BFH)認定15周年記念講演会」講師 津軽保健生活協同健生病院2021/10/16
  22. 「第3回 医療?介護者向け研修会」講師 吉川松伏在宅医療サポートセンター 2021/10/22
  23. 「新型コロナウィルス感染症とうまく付き合う~女性支援における課題や健康知識」講師 男女共同参画センター横浜 2021/10/27
  24. 「助産師キャリアアップ研修会」講師 大分県福祉保健部医療政策課 2021/10/31
  25. 「災害時における母子支援の取組」講師 青森県看護協会 2021/11/5
  26. 「医師とワークライフバランス」講師 茨城県医師会男女共同参画フォーラム2021/11/21
  27. 「病気から子どもを守る!~そばにいる私たちができること~」講師 保育博事務局 メッセフランクフルト ジャパン株式会社 2021/12/1
  28. 「コロナ禍で母子を守る、あなたのための受援力」講師 新潟県看護協会東西支部助産師職能係 2021/12/5
  29. 「新しい医師の生き方5.0」講師 国立大学法人 島根大学医学部 2021/12/16
  30. 「親子防災講座」講師 石川県能美市役所 2021/12/19
  31. 『6人子育て中の女性医師が語る「受援力」』オンライン勉強会講師 豊島区議会議員 永野裕子 2021/12/22
  32. 「災害時、子どもと家族に我慢を強いない避難生活のために-避難所運営ゲーム「HUG」を体験しよう!」講師 鳥取県看護協会助産師職能委員 2022/1/15
  33. 「少子化社会対策大綱の推進に関する検討会」におけるヒアリング 講師 内閣府 2022/2/7
  34. 「時間がないから、なんでもできる!~持続可能なワーク&ライフのすすめ~」野村グループ ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)WINネットワーク 2022/2/18
  35. 「リプロダクティブヘルス&ライツと受援力を身につける」講師 [RSLセンター]香蘭女学校 2022/2/25
  36. 「2022年2月 スキルアップ研修」講師 NPO法人日本防災士会 2022/2/26
  37. 「災害時の母子保健について」講師 宮城県子どもセンター 2022/2/28
  38. 「働く女性のウェルネス研究報告」演者 ファムメディコ/三菱地所合同企画 2022/3/8
  39. 「子どもの健康とコロナ禍について」講師 テンダーラビングケアサービス2022/3/16

 

【学会等での活動】

  1. 吉田穂波、中原慎二、片桐暁、Pia Pongsapitaksanti、谷口綾子、タイー日本をつなぐ交通事故予防~オンラインワークショップの試み.第16回日本モビリティ?マネジメント学会.ポスター発表.2021年8月、福岡
  2. 川村太一、吉田穂波、山田佳乃、西海昇、中澤よう子、中森知毅、阿南英明.天下足球网感染症の第三波における神奈川県の入院患者の特性について.第80回日本公衆衛生学会総会. 2021年12月21日、東京
  3. 村松司、武智浩之、西田敏秀、早川貴裕、藤田利枝、水谷亜以子、吉田穂波、山本信太郎、宗陽子、宮園将哉、廣瀬浩美、山本長史、武智浩之.公衆衛生医師の確保と育成に関する実践活動報告:ICT広報媒体の活用.第80回日本公衆衛生学会総会.ポスター発表(P-15-12) 2021年12月21日、東京
  4. 吉田穂波.行政医師が持つべき専門性?スペシャリティを考える.第80回日本公衆衛生学会学術集会シンポジウム2(12/21)2021年12月21日、東京
  5. 吉田 穂波.災害時小児周産期リエゾンの取組について.第27回日本集団災害学会総会.(オンライン)2022年3月3日
  6. 吉田 穂波.災害時における母子支援?周産期医療ニーズ予測ならびに母子向け福祉避難所マッピング、パネルディスカッション16「守る 災害医療:避難所における健康管理」.第27回日本集団災害学会総会.(オンライン)2022年3月4日
  7. 吉田 穂波.災害時の周産期医療ニーズ予測と周産期医療提供体制について.第27回日本集団災害学会総会.(オンライン)2022年3月4日

 

お知らせ?活動報告

【講義等】ヘルスコミュニケーション、健康危機管理学

 

【院生ゼミ】定期的に、zoom等で院生ゼミを行っています。

 

【教員が参画するプロジェクト】

どのプロジェクトにも共通するのは、当事者への温かなまなざしです。このプロジェクトの存在自身が、母子保健、子育て、防災啓発、労働者の健康支援、女性の健康やリプロダクティブ?ヘルスを支援する力となることを願いつつ、ネットワークを広げているところです。

 

1)学会,協会,官公庁の委員など

  1. 神奈川県公衆衛生協会 企画?学術部会委員
  2. 日本公衆衛生学会 広報eラーニング委員会委員
  3. 日本周産期メンタルヘルス学会 評議員
  4. 神奈川県政策局政策局 いのち?未来戦略本部室アドバイザー
  5. 厚生労働省天下足球网感染症対策推進本部事務局参与
  6. 厚生労働省医政局医道審議会専門委員
  7. 日本家族計画協会 研究倫理審査委員
  8. NPO法人JKSK(女性の活力を社会の活力に)理事
  9. 公益財団法人飯田育英財団 評議員

 

2)神奈川県政への貢献

  1. 神奈川県と花王の協定による神奈川県女性における未病改善の調査ならびに啓発事業(担当部署:神奈川県 政策局 いのち?未来戦略本部室 未病産業グループ)
  2. 神奈川県と花王の協定による神奈川県女性における新型コロナウィルスの健康影響に関する調査事業(担当部署:神奈川県 政策局 いのち?未来戦略本部室 未病産業グループ)
  3. 神奈川県ME-BYOリビングラボ事業 審査委員(神奈川県 政策局 いのち?未来戦略本部室  最先端医療産業グループ)
  4. 神奈川県未病アンバサダー事業 アドバイザー(神奈川県 政策局 いのち?未来戦略本部室 未病産業グループ)
  5. 神奈川県新型コロナウィルス対策本部 参与(神奈川県 健康医療局医療危機対策本部室 災害医療グループ)
  6. 神奈川県新型コロナウィルス搬送調整班 委員(神奈川県 健康医療局医療危機対策本部室 災害医療グループ)
  7. 神奈川県公衆衛生協会 企画?学術部会 委員(神奈川県健康医療局 健康増進課)
  8. 神奈川県新型コロナウィルス予測モデル開発事業(神奈川県健康医療局 健康増進課)
  9. 神奈川県ME-BYOブランド事業審査 委員(神奈川県 政策局 いのち?未来戦略本部室  最先端医療産業グループ)
  10. 神奈川県低出生体重児のための手帳検討会 委員(神奈川県健康医療局 健康増進課)
  11. 神奈川県認知症疾患センター事業評価 委員(神奈川県福祉子どもみらい局福祉部 高齢福祉課)
  12. 横浜市男女共同参画推進協議会 アドバイザー(公益財団法人 横浜市男女共同参画推進協会)
  13. 神奈川県ME-BYOリビングラボ事業 倫理審査委員(特定非営利活動法人 地域健康プラン)

 

【業績】

1 著書 (●:単著)

  1. 吉田 穂波、滝本 秀美.母子保健:In「社会?環境と健康2022-2023」第6版 南江堂 東京 2021
  2. ●Honami Yoshida. Lessons Learned from the Great East Japan Earthquake. Birth Outcomes in a Catastrophe in a Highly Aged Society. Springer. 2021. ISBN 978-981-10-4391-8 89p
  3. 吉田 穂波. 4章 災害亜急性期に必要な対応.6. 妊産婦?乳幼児向け福祉避難所の必要性、設置する際に配慮すべき点.In: 「実践 小児?周産期医療現場の災害対策テキスト」. メディカ出版, 大阪, 2021, pp201-212.
  4. 吉田 穂波. 4章 平時からの備え.11. 災害対策に関する一般の方々への啓発、学習の場づくり、必要な患者教育.In: 「実践 小児?周産期医療現場の災害対策テキスト」. メディカ出版, 大阪, 2021, pp292-301.
  5. ●吉田 穂波.社会人に最も必要な 「頼る」スキルの磨き方 あなたの力を120%発揮させる「伝え方+考え方」.KADOKAWA 東京 2022

 

2 学術論文(●:原著,○:総説,▲:査読あり,■:筆頭著者(筆頭に準ずる),□:責任著者(責任著者に準ずる))

  1. ●▲■□Yoshida H, Kato N, Yokoyama T.  Early full-term birth is an important factor for the increase in the proportion of low-birth-weight infants between 1980 and 2015 in Japan. Journal of the National Institute of Public Health. 71 (1) : 77-86 (2022)
  2. ●▲Kato N, Sauvaget C, Yoshida H, Yokoyama T, Yoshiike N. Factors affecting birth weight decline in recent Japan based on birth certificates. BMC Pregnancy Childbirth. 21:337 (2021).  https://doi.org/10.1186/s12884-021-03819-0
  3. ●▲上岡洋晴, 和田安代, 逸見治, 島田美樹子, 新保みさ, 吉田穂波.日本の妊活者を対象としたいわゆる健康食品による健康被害やトラブル - 情報データベースに基づく二次研究 -.Journal Therapeutic Research. 42;8:559-571(2021)

 

3-1.その他の著作:総説論文(査読あり)

  1. ○▲■□吉田 穂波.SOSと言える力-「受援力」を高めることから始まるレジリエンス.Mother and Child Wellbeing Around the World. 90:2-7. 2021
  2. ○▲■□吉田 穂波. 特集 胎児期からはじまる子育て支援 : (5)産後の女性の心と身体. チャイルドヘルス. 24(3): 175-178.2021
  3. ○▲加藤則子, 磯島豪, 盛一享徳, 森崎菜穂, 吉田穂波, 松浦賢長, 横山徹爾. 新生児の生理的体重減少と生後1か月までの体重増加に影響を及ぼす要因. 小児保健研究 80(suppl). 139-139, 2021.
  4. ○▲■□吉田穂波.天下足球网感染症の重症化リスクの高い人々への対策(母子保健).神奈川県公衆衛生学会誌.66:42-47.2021
  5. ○▲■□吉田 穂波.天下足球网感染症対策をふまえた災害時の母子保健支援.新型コロナウィルス関連情報特設サイト.天下足球网関連e-ラーング教材?参考資料.日本公衆衛生学会.https://www.jsph.jp/covid/files/838AE7.pdf

 

3?2.その他の著作:総説論文(査読なし)

  1. ○小野眞史, 吉田穂波, 竹内千惠子. メディカルコーチングの基本と活用.【連載第 2 回】 対患者?医療職間のコミュニケーションを円滑に! メディカルコーチングの基本と活用 外来で活用できるコーチングスキル.継続看護時代を担う体質強化 外来看護. 25(3) :114 – 120.2020
  2. ○小野眞史, 吉田穂波, 竹内千惠子. メディカルコーチングの基本と活用.【連載第 3 回】 対患者?医療職間のコミュニケーションを円滑に! メディカルコーチングの基本と活 用 外来看護でのコミュニケーション② 対患者コーチング:適応と開始時の注意 継続看護時代の外来看護.25(4) :131 – 137.2021
  3. ○小野眞史, 吉田穂波, 竹内千惠子. 対患者コーチング:安全に使えるスキルと注意すべきスキル.【連載第 4 回】対患者?医療職間のコミュニケーションを円滑に! メディカルコーチングの基本と活用 外来看護でのコミュニケーション③ 対患者コーチ ング:安全に使えるスキルと注意すべきスキル 継続 看 護時 代 を担 う 体質 強化 外来看護.26(1) :126 – 133.2021
  4. ○■□吉田穂波.受援力のススメ.家族と健康.803:3.2021
  5. ○■□吉田穂波. 医師の仕事に広がりと可能性を. 総合診療. 31(5): 661-667.2021
  6. ○■□吉田穂波.11.母子の防災意識を高めることで平時からの子育てネットワークを強化するには?~「あかちゃんとママを守る防災ノート」を活用して,簡単で確実な啓発を~In: 研修ノートNo.107「災害時における周産期医療」.日本産婦人科医会発行.2021.
  7. ○■□吉田 穂波.風疹?麻疹?水痘?ムンプスの抗体検査とワクチン接種.微研ジャーナル.43(3):3-16. 2021
  8. ○■□吉田 穂波.新型コロナウィルス感染症の影響による乳幼児健診率及びワクチン接種の現状.微研ジャーナル.44(1):3-16.2021
  9.  ○■□吉田穂波.ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症と HPV 検査及び HPV ワクチン接種の現状.微研ジャーナル.44(2):3-12. 2021
  10. ○■□吉田穂波.天下足球网感染症(COVID-19)流行による女性の健康への影響.微研ジャーナル.44(3):12-23. 2021
  11.  ○■□吉田穂波,小野眞史, 竹内千惠子.メディカルコーチングの基本と活用.【連載第 7 回(最終回)】対患者?医療職間のコミュニケーションを円滑に! メディカルコーチングの基本と活用 看護職の様々な場面に生きるコーチング 外来看護.27(1) :107 – 111.2022
  12. ○■□吉田穂波.「だれひとり取り残されない」災害支援―東日本大震災後のリプロダクティブヘルス―.In: 特集 公衆衛生?医療の新たな世界観.保健の科学. 64(3):165-170 (2022)

 

取材記事

令和6年能登半島地震
令和6年台風10号
働く女性健康スコア2024発表会
受援力
講演

 

 

書籍紹介

『頼るスキル 頼られるスキル 受援力を発揮する「考え方」と「伝え方」』(KADOKAWA、2024)

地域共生社会と「受援力」 ~孤独?孤立対策のイノベーションに向けて~

 現在、地域でも、職域でも、さらなる「DEI:ダイバーシティ(Diversity:多様性)、エクイティ(Equity:公平性)、インクルージョン(Inclusion」:包括性)」の実現を目指し、様々な取り組みが始まっています。多様性を認め合いながら個人や組織がつながって支え合う社会のために重視されているのが「受援力」です。

 

 本学吉田研究室では、東日本大震災以降、15年間にわたりコミュニティを基盤としたつながりと心理的安全性、そして受援力を研究してきました。今般、その研究成果の一部を『頼るスキル 頼られるスキル~受援力を発揮する「考え方」と「伝え方」 (角川新書) 』として出版し、広く社会に還元していく所存です。

 これまでの研究や人材育成の上で、多くの方にご参画頂きましたこと、心よりお礼を申し上げます。

 本書では、吉田教授のこれまでの研究領域である少子化社会対策、健康行動科学、母子保健、災害対策、産業保健等での実践を網羅しており、著者個人の実践をふまえ、公衆衛生を学ぶ人材のみならず、若手からベテランまで広く利活用いただける内容です。

 

 第1章 頼るのは「弱いから」ではない

 第2章 上手に頼るための「伝え方」

 第3章 上手に頼るための「言い換え」

 第4章 「うまく主張する」「うまく断る」方法

 第5章 「ソーシャル?キャピタル」と「チーム」

 第6章 心理的安全性の高い職場と社会をつくろう

 

 研究内容だけでなく具体的な実践方法や受援力ボキャブラリーも載せています。この本が広まることによって、地域の中で孤独を抱え、心を病む人が一人でも少なくなることを願っています。

 

 

 

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