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戻る本学学生と教員が登壇した学術集会シンポジウムの特集原稿が学術雑誌に掲載されました
戻るヘルスイノベーション研究科 (SHI)博士課程4年の江頭勇紀さんと渡邊亮教授がまとめた論文が、日本在宅ケア学会誌(2025年28巻2号)に掲載されました。これらの論文は、昨年8月に江頭さんと渡邊教授がシンポジストとして招かれ登壇した「第29回日本在宅ケア学会学術集会」におけるシンポジウムにおいて発表した内容を再構成し、詳述したものです。
渡邊亮 教授「エビデンスに基づく政策立案に向けたデータ活用の現状と展望」
EBPMの成り立ちや具体的なフレームワークを概説し、海外及び日本国内における保健医療政策の実例を紹介しました。日本の保健医療政策で活用されるNDBやKDBなどのリアルワールドデータの特性と限界、そして在宅ケア領域におけるデータ活用の課題について論じました。
江頭勇紀 博士課程4年「在宅医療におけるエビデンスと政策立案:データ活用の最前線」
在宅医療政策におけるデータ活用の現状と課題を紹介し、政策立案プロセスのあり方やロジックモデルの活用について論じました。また、神奈川県の事例を用いて、課題設定から科学的根拠の検討、行政内部での調整など、エビデンスに基づく政策立案の実践的プロセスについて考察しました。