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戻るコロナ禍における精神的ストレスの関連要因を調査した論文が海外学術誌に公開されました
戻るこのほど、当研究科と神奈川県立がんセンターが連携して実施している神奈川県みらい未病コホート研究のデータを活用した新しい論文が海外学術誌「Frontiers in Public Health」に公開されました。
コロナ禍の2020年12月から21年3月にかけて、神奈川県民1,573名(男性51.7%)に生活習慣に関するアンケート調査を実施。世代別の精神的ストレスについて解析したところ、20~39歳の47.4%、40~64歳の40.6%、65~85歳の28.3%が精神的ストレスを経験しており、若年世代の約半数がストレスを抱えていたことが明らかになりました。これら若年世代においては、余暇の運動時間と世帯年収の低さが精神的ストレスに影響していました。一方、40~64 歳および65~85 歳の中高年世代では、配偶者など同居者がいることによって、ストレスが軽減する可能性が示されました。コロナ渦のような様々な制約を受ける社会状況においては、世代の特徴や社会経済状況などを考慮した精神的健康への支援策を検討していくことが重要であることが示唆されました。詳しい内容は、下記リンクからご覧ください。
発表論文
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fpubh.2023.1233942/full