研究活動?産学官連携Research
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- 氏名
- 渡邉 惠
- 所属
- 看護学科
- 研究分野
- 看護教育,基礎看護学
キーワード | 基礎看護,看護技術,看護実践能力,バイタルサイン |
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取り組み内容
看護教育の現場では、何年も「臨床現場の実態と乖離がある」と言われ続けています。しかし、その乖離は解消されないまま、高度テクノロジー社会がおとずれました。
近年の医療の高度化は目覚ましく、患者さんも複雑化しています。このような状況の中で、看護基礎教育では何を「基礎看護」とするのか、見直さなければならないと考えています。
時代に合わせ、教育は改革していくべきです。看護を学ぶ学生が臨床現場で活躍できるための高度な実践能力を修得できるよう、効果的な教育介入の方法を検討しています。
現在は、患者さんの状態把握のための最も基本的な技術である「バイタルサイン測定」に着目し、初年次学生への教育方法について研究しています。バイタルサイン測定の用具も多様化し、情報の取得や管理方法も複雑化してきています。そのような環境で働くために必要な能力は何かを抽出し、教育内容に役立てるための調査をしています。
メッセージ
看護教育は伝統的に守り続ける部分と、時代に合わせて新たな内容を導入するという2つの視点が必要だと思います。
高度化?複雑化した医療現場では様々な分野のスタッフが力を合わせ、専門性の発揮と同時に、チームを組み組織的に患者さんのケアにあたることが欠かせません。教育改革にむけ、専門職間の連携に関する研究もしたいと考えています。