これまで糖尿病足外来、透析患者や糖尿病患者のフットケア、足の実態調査、患者教育等に携わってきました。

その中で、9割程度の透析患者様に乾燥がみられることが明らかになりました。痒みがある方も多く、ひっかき傷も生じやすい状態でした。乾燥からひび割れができている人もいました。このようなところから菌が入り、炎症を起こす可能性があります。実際サーモグラフィ上、温度上昇が見られている方がいらっしゃいました。

一時的または持続的にセルフケアが難しくなっていると足の状態が悪くなる可能性があります。そこで、現在は透析患者の足や生活習慣に着目し、超予防的な観点から救肢を目指して研究を行っております。

看護の強みを生かし、理工学の力を借りながら研究していくことを目標にしております。