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戻るリハビリテーション学科 理学療法学専攻 田中繁治助教が日本整形外科学会より「令和3年度 JOS Best Paper Award」を受賞しました
戻る受賞者 | リハビリテーション学科理学療法学専攻 田中繁治 助教 |
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受賞日 | 2022年5月18日 |
掲載論文 | Journal of Orthopaedic Science 26巻 (Impact Factor 1.601) |
論文タイトル | A clinical prediction rule for predicting a delay in quality of life recovery at 1 month after total knee arthroplasty: A decision tree model. |
論文概要
本研究は、人工膝関節全置換術(TKA)患者の術後1か月時点のQOLの回復を手術前の要因からDecision tree modelを用いて分析したものです。
本研究によって、手術前のJapanese Knee Osteoarthritis Measure scoreを34点より大きく保持することがTKA後のQOLの回復に関連することが示唆され、リハビリテーション介入時の具体的な目標値が得られました。また、術前の膝機能(筋力や関節可動域)が良好な症例においてはTKAを施行することでかえってQOLが1か月時点で低下することが示唆されました。