神奈川県立保健福祉大学は、ヒューマンサービスをミッションに掲げて、質の高い保健?医療?福祉の人材養成と現任者への教育の充実を図ることを目的に、平成15年4月に開学いたしました。その後、大学院保健福祉学研究科を開設し、保健医療福祉のそれぞれの分野と連携?協力を目指すことの出来る高度専門職業人の育成にも取り組み、現在、多くの卒業生や修了者が、保健?医療?福祉の担い手として各方面で活躍しております。
しかし、急速に進む少子高齢化、グローバル化と情報化の進展、保健、医療及び福祉人材の不足など、保健、医療及び福祉を取り巻く社会状況は、開学以来、大きく変化してきました。こうした潮流の中で、これまで培ってきた教育研究活動の成果をさらに発展させ、保健?医療?福祉の向上に貢献すべく、本学は公立大学法人として新たなスタートを切ることとなりました。
さらに、人生100歳時代の到来に向けて、未病という新しい健康観を軸に、ヘルスイノベーションの創造に向けて研究と人材養成に挑戦しようとしています。
社会が成熟する中で、大学には新たな知識や技術の発信源として、地域社会や産業界からますます大きな期待が寄せられています。
公立大学法人化により、これまで以上に本学としての自主性と機動力を発揮し、学生、県民の皆様、そして、社会のニーズに的確に応えられるよう、より魅力的な大学をつくってまいります。