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管理栄養士として特別養護老人ホームで勤務
社会福祉法人道心会 ケアホーム練馬
蜂須賀 早紀
栄養学科卒業
学生時代に真剣に取り組んだこと、熱中したこと、苦労したことを教えてください。
大学で真剣に取り組んだことは、ゼミの教授が担当されているスポーツ選手や学校の生徒、児童の食事データを参考に解析とフィードバックを行ったことです。何百人ものリアルな食生活を知って視野が広がりましたし、食品の重量等の感覚も培われたと感じます。また、その結果を踏まえた教授の栄養指導に同席させていただけたことも、とても印象的でした。
現在のお仕事でご担当されていること、大学での学びを活かせると感じる部分をお聞かせください。
現在は平成医療福祉グループ栄養管理部で特養施設の業務支援や立ち上げ、教育システムの構築などを担当しています。
大学時代に座学?症例検討?臨地実習等で積極的に「臨床栄養学」の知識?実践を学んだこと、理論だけでなく”人を見る”という「ヒューマンサービス」の両方を知ったおかげで、その人らしい生活を支援する栄養管理に活かせていると感じます。
大学での学びを通じて、ご自身が成長されたと感じる点をお聞かせください。
症例検討のグループワークや栄養指導をロールプレイング形式で行う授業を通して、自分の意見や思いを相手に伝えること、チームで意見を出し合ってまとめていくことの難しさを知りました。また、理想を伝えるだけでなく、対象者の生活に寄り添った栄養管理?栄養指導を具体的に考えるきっかけにもなりました。
卒業研究のテーマと概要を教えてください。
テーマ:中学生の身体活動量に関する研究
対象者の中学生に加速度計を付けていただいて身体活動量を測定し、生活習慣に関するアンケート結果との関係性を検討しました。データ収集はとても大変でしたが、貴重な経験となりました。
今後、挑戦したいと思うことをお聞かせください。
卒業後3年目で実践教育センターの栄養ケア?マネジメント課程、高齢者の摂食嚥下研修に通い、6年目には臨床栄養師の資格を取得しました。
これからも管理栄養士として必要な知識、技術をブラッシュアップしていき、現場の業務支援や教育に繋げたいと考えています。
大学の好きなところを教えてください。
クラスが小規模なので全員と仲良くなれますし、先生や先輩とも距離が近いです。特にスタッフルームの先生方には在学中も卒業後も色々とご相談させていただき、管理栄養士として、そして人生の大大大先輩として助言をいただける環境で、大変ありがたいと感じています。
最後に、受験生に向けてメッセージをどうぞ!
栄養学科での4年間は人生の中で一番勉強していて、一番忙しく、その分本当に楽しくて充実した日々でした。同じ夢に向かう仲間と、叱咤激励してくれる先生方と、素晴らしい環境が揃っているので、きっと良い時間が過ごせると思います。
大学の近くにあるパン屋さんと中華屋さんが美味しいのでおすすめです。