2、3年次の現場実習経験から、障がいのある人の就労支援に関わる仕事がしたいと思うようになり、卒業後は障害者施設に就職しました。現在は転職し、企業の中で精神保健福祉士として、障がいのある人たちの“働く”を支える仕事をしています。「全人格的にその人を受け止める」という、大学で学んだヒューマンサービスの視点は、私自身の軸になっていると感じています。大学時代に多学科と協働してきたことで、多職種との連携のイメージが掴めたことは今の仕事にも活かされていると思います。

テーマ：障害者自立支援法と障害者就労支援に関する一考察

在学中に障がい者に関わる法制度が支援費制度から自立支援法へと大きく変わり、そのことがさまざまな分野においてどのように関わってくるのかを研究しました。

福祉の専門職として企業で働く人材はまだまだ多くありません。質の高い支援を提供する中で、専門職としての地位向上に繋がり、活躍のフィールドが広げられるような仕事をしていきたいと思っています。

いつ大学に行っても、“Home”と思えるような雰囲気が好きです。今でも時々ゼミ室に顔を出しては、先生に話を聴いてもらっています。そこで誰かしら卒業生に会うのも、面白いです。

大学での学びは、決して“知識”だけではないと思います。どんな人に出会うか、どんな経験をするか、それによって、その後の人生が大きく変わるものだと感じています。色々なことに興味を持って、アンテナを張り、積極的に経験してみてください。