令和6年度の実践教育センター第４回FD?SD研修会（10月29日）は、岡 えり先生（株式会社Lively代表取締役）を講師に迎えて、「組織の心理的安全性を高めるアクティブリスニング研修」を開催しました。
　アクティブリスニング（積極的傾聴）は、カウンセリングなどで使われるコミュニケーション技法です。傾聴の10のチェックリストを基に、参加者がペアになって、①観察力、②傾聴力、③質問力の３つのスキルを意識したインタビューを体験しました。「フィードバックや提案を、相手が求めた場合のみに提供すること」や「相手が自分のペースで話せる環境を整えること」などを意識してみると、自分の会話の傾向を知るきっかけにもなりました。また、相手の本質や感情を汲み取ること、共感を示すことは「誰もが安心して発言や行動ができる心理的安全な組織づくり」に結びつくことも学べました。