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未病指標プロジェクトメンバーが、シンガポールに出張し国際共同研究を推進

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 未病指標プロジェクトの成松宏人教授、中村翔准教授、渡邉要神奈川県立がんセンター研究員が、去る9月2~4日、神奈川県が実施する「シンガポールミッション2024」に参加しました。

 

 未病指標プロジェクトは、異なる人種?民族での未病指標概念の検証をテーマに、シンガポール国立大学ヨン?ルー?リン医学部のFeng Lei准教授のグループと国際共同研究を実施中です。今回の出張では、シンガポール人における未病指標概念に関する分析結果の共有や、今後の進め方について議論しました。また未病指標プロジェクトチームは、Feng Lei准教授およびBarry Halliwell教授らとの共催で、健康長寿をトピックにミニシンポジウムを開催し情報交換を行いました。

 

 また、南洋理工大学のJoanne Ngeow Yuen Yie准教授と遺伝診療におけるAI技術の活用に関する共同研究の方向性を検討したほか、シンガポール国立大学がん科学研究所のAshok Venkitaraman教授やSoo Chin Lee教授とも新規の共同研究の可能性を議論しました。シンガポール国立大学Senior Vice President(ヘルスイノベーションおよびトランスレーション担当)のJohn Eu-Li Wong教授らとは、未病対策に関する連携について議論し、今後具体的な検討を進めることで合意しました。

 

 シンガポールの先端的な取り組みに関する知見を踏まえ、国際共同研究の成果を打ち出せるよう時流を汲んだ研究活動を推進していきます。

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