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戻る「第22回 臨床研究おしゃべりサロン」を開催しました
戻る2023年12月1日、第22回「臨床研究おしゃべりサロン」を開催致しました。講師は聖マリアンナ医科大学呼吸器内科准教授の粒来崇博先生、テーマは「呼吸器疾患と大気汚染~環境省、そらプロジェクトを中心に~」でした。
会場とWEBからの参加者は約17名。先生には、まず大気汚染がおよぼす様々な呼吸器疾患について、環境省の「そらプロジェクト」がどのように計画?調査され、どのような結果となったか、調査員の立場で解説していただきました。続いて、医師としての立場で調査結果を解説いただき、呼吸器疾患を惹起する誘発因子について教えていただきました。
講演後のアンケートでは、「学術専門的な話が聞けて、大変参考となり、有意義でした」、「大変地道な研究結果を教えてくださり、重要であると感じました」、「日本の社会環境問題の調査、分析、研究を川崎市の持っている研究所(研究者)で一緒に取り組むと解決していくのではないかと考えます」等、ご講演いただいた内容に対するコメントが寄せられ、参加者の満足度の高いものになったようです。
GHRCCは、臨床研究マネジメントを支援するチームとして、臨床研究を担う専門職育成に力を注いできました。一方で裾野を広げるために、一般市民の方を対象に「臨床研究おしゃべりサロン」を開催してまいりました。2015年から行った全22回のサロンに参加して下さった皆さまに、深く御礼を申し上げます。この「臨床研究おしゃべりサロン」が、臨床研究領域活性化の一助を担うことができましたら幸いです。